御　前　山（１４０５ｍ）

行　程：
4/30(木)
　自宅(4:15)　→　(6:00)奥多摩湖Ｐ(7:20)　→　(9:40)惣岳山(9:50)　→　(10:05)御前山(10:20)
　→　(10:30)避難小屋(10:40)　→　(11:40)栃寄沢【大滝先】(12:20)　→　車道(12:40)　→
　(12:55)境橋バス停(13:42)　→　(13:55)奥多摩湖Ｐ(14:20)　→　(16:55)自宅

装　備：夏山標準装備＋ガスコンロ、コッフェル、三脚

補　足：境橋→奥多摩湖（バス利用　260円）

病気関連：
インスリン注射（通常　朝食前ペンフィルＮ　１５単位　夕食前６単位）
　朝食前１４単位

血糖値の推移

紀　行：
4/30(木)　曇りのち晴れ
・４時起床、眠い目をこすりながら支度をして４時１５分愛車にて出発。

・いつもどおり八王子までは中央高速を利用して快調に飛ばして６時に奥多摩湖小河内ダムの無料駐車場着。早朝のためガラガラでほかに１台停まっているだけである。

・血糖測定したところ２１６と高いが通常より１単位減らしてペンフィルＮ１４単位を注射してザックなどの準備をしたあと朝食をとる。

・今回は買ったばかりのミレーのザックの背負い心地の確認の意味もあり荷物は若干重めにした。（余分な水、三脚、インスリン、血糖測定機、などなど）

・ゆっくり身支度を整えて午前７時２０分出発。小河内ダムを横断して御前山への登山路へ入る。ここは先日大丹波マス釣り場へ来たときに下見していたので迷うことはなかったが、登山路入口に「熊に注意！」の立て看板があり、ちょっと気になる。(^_^;)

・展望台までは整備された階段道であったが、そこからは滑りやすいかなりの急登となる。惣岳山までの２時間２０分ほとんどが急登の連続でかなりばてたが燃えるような新緑と小さな黄色の花に励まされ９時４０分到着。

・西面がひらけており晴れていれば富士山なども眺められるそうだが生憎眺望はきかない。ここで初めて人と出会う、月夜見山経由で登ってきたようであった。持ってきたリンゴ半分とビスケットでエネルギーを補給して御前山へ向けて出発。

・１５分ほどのゆるやかな登りで10時５分御前山頂上に着く。先ほどより晴れ間も広がり、雲の合間に山々が見える。休憩中の同じ単独の方に記念写真をお願いする。
私同様、奥多摩湖から登られ五日市方面へ下山するらしい。私も記念写真を頼まれたが、彼のカメラは小さなズーム付きコンタックスであった。牛乳を飲みながら一息入れる。奥多摩湖へもどるか栃寄りから境橋バス停へ下山するか考えたが、今朝登ってきた急坂を下るのもゾッとせず時間も早く栃寄大滝も見たいので境橋経由に決める。ここでのんびりしたいところであるが境橋へ下ってからバスで奥多摩湖までもどり帰宅の運転のこともありそういうわけにもいかず10時２０分惜しみつつ御前山をあとにする。

・１０分ほどで避難小屋へ着く。木造のかなり立派できれいな小屋であった。水場もあり素泊まりには絶好である。ここで血糖測定、５４と低くクラッカーを１単位ほど食べる。疲れてはいるが体調は良い。
１０時４０分出発。この周辺は散策路がいくつもあり道がいくつもあり判りにくい。できたのが最近らしく地図にも載っておらず行き交うハイカーに確認する。(^^ゞ

・栃寄への下山路も沢筋のかなりの急坂であったが、しばらくして一度林道に出たあと再び登山路に入ると栃寄大滝がその姿を見せる。新緑の中に１本の羽衣のような落差のある滝のコントラストが素晴らしくシャッターを切る。大滝を眺めながら昼食とするつもりであったが登山路は大滝から離れており、今朝からさほど休んでいないせいかかなり足にきているので１１時４０分栃寄沢沿いで昼食休憩とする。

・さすがに急登のあとの急下降の連続で足がガタガタである。(^_^;)急いでガスコンロでお湯を沸かしコンソメスープといつものロールパンとハム、チーズをほおばる。周囲はまさに新緑真盛りで森林浴を満喫しながらの食事はまた格別である。食事中、渓流釣りの人が残念そうな顔をして通り過ぎた。ふと見たら自分の食事をしている傍らは絶好のポイントであった。(^^ゞｺﾞﾒﾝﾅｻｲ

・１２時２０分出発。足がかなり疲れているようで何か宙を浮いていいるような感じでストックを使い慎重に下る。２０分ほどで車道へ出る。新緑の中に遠く青色の境橋が見える。
１５分ほど車道を下って１２時５５分境橋真ん中にあるバス停へ着く。バスの時間を確認したところ次は１３時４２分でかなりの待ち時間であるが天気も良く周囲一面の新緑と橋下を流れる多摩川を眺めて時間をつぶす。バスは時間どおり来て１０分強で奥多摩湖へ到着。朝とはうって変わり観光客でにぎわっており駐車場も満杯である。

・愛車に戻って血糖測定、１１１とまあまあである。一応低血糖に備えヘルシーバランス１本（60Kcal）を食べておく。天気が良くなったせいか車内はかなり暑くなっていた。奥多摩湖周辺は新緑とツツジが色鮮やかである。
午後１時５５分奥多摩湖駐車場をあとにして帰宅の途につく、途中中央高速石川ＰＡで一休みして大した渋滞もなく午後５時前に自宅着。

・これで大岳山、三頭山、御前山と奥多摩の主たる山は登ったことになる。御前山は思ったよりきつく頂上ではもう少しのんびりしたかった。

　戻る