ヒツゴー沢〜谷川岳（１９６３ｍ）

　　　　今までもっとも緊張した沢登り、稜線に出たときはクタクタだった。

行　程：　　[ルート図]
　8/13(金)　8/14(土)　曇り時々晴れのち雨
　　上野駅(22:11)　→　水上駅(3:30)　→　谷川温泉(4:10)　→　(5:30)二俣(6:50) →　
　　ヒツゴー沢源頭(10:30)　→　国境稜線(12:13)　→　(12:25)肩ノ小屋(14:10)　→　天神平(15:25)

　　＊肩ノ小屋からトマノ耳往復。

装　備：
　夏山標準装備(靴はジョギングシューズ)＋地下足袋、ワラジ(２足)、ヘルメット、ザイル(6mm20M)
　シュリンゲ(4本)、ガスコンロ、コッフェル

補　足：
　沢登グレード＝２級　
　費用：上野〜水上　２３００円　ロープウェイ駅〜水上　４５０円（バス)　水上〜赤羽(急行)　２９００円

紀　行：

8/14(土)　

・丹沢水無川本谷で知り合ったＡさんと上野駅で待ち合わせ夜行で出発。

・谷川温泉から二俣までは樹林帯、二俣から５分ほどでヒツゴー沢出合だ。

・ヒツゴー沢は谷川岳の沢登入門コースということで選んだのだが、丹沢の沢とちがい傾斜のあるナメ滝が多くワラジのフリクションだけが頼りだが、慣れないせいかなかなか思い切れず緊張する。滑ったら出合まで滑り台のような滝を落ちていきそうで冷や汗が止まらない。･･･(^_^;)

・丹沢の沢では必ず巻き道がついていたがここには逃げ道がなくとにかく滝を登るしかなくＡさんとトップを交代で登るが一つ滝を越えるごとに「後戻りはできない･･･」という思いがつのり、これほど緊張した山行はない。丹沢水無川本谷が１級上でここは２級だがそれ以上のレベル差があるように思う。

・正午過ぎ急な草付きの斜面を登りようやく稜線にたどり着く。緊張感の連続で疲労困憊、「助かった〜っ(^_^;)」というのが正直な感想であった。

・お互い無事に稜線に出られた安堵感からルンルン気分で肩ノ小屋へ行き、トマノ耳を往復するが残念ながらガスでまったく展望はきかなかった。

・下山途中から雨が降り出すが快適に下って3時半に天神平へ無事下山した。

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